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仙台と仏・レンヌ 友好50年折り鶴国旗で祝う「震災での応援に感謝」市民ら制作、渡航し寄贈へ

折り鶴に糸を通すデュメンさん(左から2人目)と貝山さん(同3人目)ら=9月29日、青葉の風テラス
完成したフランス国旗(左)とブルターニュ地方の旗

 仙台市とフランス・レンヌ市が国際姉妹都市となってから9月で50周年を迎えたのを記念し、仙台市の市民グループが折り鶴で作ったフランス国旗のプレゼントを計画している。レンヌ市で18日に開かれる両市民らの交流会で寄贈する予定だ。
 折り鶴国旗を制作したのは、若林区の市民グループ「仙台サリュ・レンヌの会」(貝山幸子代表)。仙台市とレンヌ市の民間交流を深めようと、2000年に発足した。
 フランス国旗とレンヌ市があるブルターニュ地方の旗の2種類を作った。ともに縦70センチ、横62センチで、1本の糸に18羽の折り鶴を通した束を48本つり下げ、旗をかたどった。レンヌ市民に別途贈る折り鶴を含め、計約8500羽の鶴を折った。
 9月29日には市地下鉄東西線国際センター駅「青葉の風テラス」で仕上げ作業をした。約15人が参加し、折り鶴に糸を通すなどした。
 参加したフランス語学校「アリアンス・フランセーズ仙台」院長のグレゴリ・デュメンさん(35)=太白区=は「折り鶴という日本のすてきな文化を、フランス人に知ってもらうきっかけになる」と喜ぶ。
 東日本大震災後、レンヌ市はいち早く募金活動を始め、市長から奥山恵美子市長(当時)にお見舞いの手紙も届いた。貝山代表は「震災ではレンヌの人たちに応援してもらった。感謝の気持ちと友好の証しとして国旗を届けたい」と話す。
 レンヌ市では19〜21日、仙台市の文化を体験してもらう催し「フェット・ド・ラ・Sendai&Rennes」も開かれる。「レンヌの会」のメンバーと郡和子市長や斎藤範夫市議会議長ら訪問団が参加する。


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2017年10月14日土曜日


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