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<衆院選岩手>小沢氏、6時間の地元滞在で陣営引き締め 小泉氏、直前に「敵本丸」切り込み…火花散る3区

地元支持者と気勢を上げる小沢氏(左)、藤原氏の応援に駆け付けた小泉氏=2017年10月13日、奥州市水沢区

 衆院選の公示から4日目にして自由党代表で無所属の前議員小沢一郎氏(75)が13日、地元の岩手3区に入った。一方、自民党は同日、人気抜群の小泉進次郎筆頭副幹事長を小沢氏の本丸・奥州市水沢区に投入。前議員藤原崇氏(34)=比例東北=と並んで「若さ」をアピールした。
 小沢氏が夕方、水沢区の選挙事務所へ到着すると、後援会役員ら約100人が大きな拍手で出迎えた。
 小沢氏は「安倍(晋三)首相は、国会で野党と議論せずに衆院を解散した。自分の失敗、汚点を隠すための選挙。議会制民主主義の否定だ」と険しい表情で政権批判を展開。その後は満面の笑みで一人一人と握手を交わした。
 3区入りに先立って小沢氏は盛岡市に立ち寄り、共産党県委員会や社民党県連、連合岩手などを矢継ぎ早に訪問している。街頭演説などは一切なく、わずか6時間足らずの岩手滞在で陣営を引き締めてみせた。
 これより前の午前11時、小沢氏の選挙事務所から100メートルしか離れていない水沢区の街頭は約700人の聴衆でごった返していた。
 「政治を新しい時代に一歩進めるため力を貸してほしい」。選挙カーの上に小泉氏が登場すると、聴衆から黄色い声援が上がった。
 「今回は負けさせられないという若手の仲間がたくさんいる」と藤原氏を紹介した小泉氏。演説が終わると自ら聴衆に駆け寄り「進次郎スマイル」で握手に応じた。
 自民党の大物弁士派遣は、公示日の安倍首相に続いて2人目となる。選挙戦では不利な戦いを強いられる無所属立候補を選択した小沢氏に付け入る好機とみているのは明らかだ。
 藤原氏は援軍に感謝しつつ「大事なのは地上戦。しっかり戦いたい」と自らに言い聞かせた。


2017年10月14日土曜日


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