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<宮城知事・衆院W選>知事選2候補 衆院選候補と連携加速

 22日投開票に向けて後半戦に突入した宮城県知事選で、ともに無所属の新人多々良哲候補(59)=共産推薦=、4選を目指す現職村井嘉浩候補(57)が、同日選の衆院選を戦う候補らと連携を加速させている。多々良候補は野党共闘の姿勢を街頭などでアピールし、村井候補は自民党候補らの応援に各地を駆け回る。
 「憲法を守るために、国政選と連動して戦い抜く」。多々良候補は13日、青葉区であった志位和夫共産党委員長の街頭演説に駆け付け、熱弁を振るった。
 各選挙区の共産公認候補や、激戦を繰り広げる宮城2区の民進系無所属の元議員と政党カーの上で並び、結束を演出。衆院選候補と支持を訴えたのは公示後初めてだった。
 宮城野区で14日午前にあった多々良候補の演説会には、2区の元議員陣営で選対本部長を務める民進党県議が出席。夜は青葉区の集会に、1区の立憲民主党新人が参加し「政策は一致している。多々良さんと共に頑張る」と力を込めた。
 最終盤の19日は、青葉区中心部の大規模集会で1、2区の野党統一候補とそろい踏みする見通しだ。陣営幹部は大票田の仙台市が選挙戦の行方を左右するとみて、連携策を巡らす。
 村井候補は13日夜、青葉区であった1区の自民前議員の個人演説会に登場。名前入りのたすきを外し、「知事」として出席した。
 5分間の演説では「前議員は兄貴のような存在。一生懸命支えたい」と持ち上げた。比例代表東北ブロックで、2議席死守を掲げる公明党への投票呼び掛けも忘れなかった。
 同日朝は、県議補選名取選挙区に立った自民系の新人候補の第一声に足を運び、エールを送って顔を売り込んだ。17日告示の南三陸町長選は、4選を狙う現職の第一声に立ち会う予定で、応援日程が連日組み込まれている。
 公選法の規定で他の選挙応援に入る際は、自身の選挙の投票依頼ができない制約を受ける。知事選での得票につなげる期待は心に秘めつつ、村井氏は「覚悟を決め、応援に徹しなければならない」と話す。


2017年10月15日日曜日


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