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<仙台市教委>中学生428人「体罰ある」 市内全生徒アンケート

 仙台市教委と市が市立中と中等教育学校の全生徒を対象に実施した体罰に関するアンケートで、428人(5.0%)が「体罰を受けたり、見聞きしたりした経験がある」と回答したことが14日、分かった。市長部局に新設した第三者機関「いじめ対策等検証専門家会議」の初会合で、市教委が明らかにした。
 アンケートは青葉区の折立中2年の男子生徒(13)が教諭2人に体罰を加えられ、いじめを訴えて自殺した問題を受け、全63校生徒2万6000人を対象に実施した。
 8月30日現在、全生徒の33.7%に当たる8634人が回答。体罰を受けるなどした経験が「ある」と答えたのは1年生が62人(2.5%)、2年生が79人(3.4%)、3年生が86人(3.8%)、学年無回答は201人(12.5%)だった。
 初会合では、郡和子市長が委員6人に委嘱状を交付し、会長に木村民男・石巻専修大教授を選出。市教委がいじめ防止対策の現状を報告した。年度内に3〜4回会合を開き、従来の対策や体罰の実態を検証する。
 郡市長は報道各社に「教育行政への信頼を取り戻すための提言をいただけると期待している」と述べた。木村会長は「従来の取り組みは抽象的。どの時点で提言するかは未定だが、実効性ある内容にしていかなければならない」と話した。


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2017年10月15日日曜日


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