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<衆院選福島>新4区 3区から編入の西郷村で火花 新票田での浸透に躍起

福島県西郷村であった福島4区候補者の個人演説会。各陣営が村を重点地域と位置付ける

 衆院選(22日投開票)で自民党前議員(比例東北)の菅家一郎候補(62)と希望の党前議員の小熊慎司候補(49)が競り合う福島4区は、区割り改定で栃木県境の西郷村が3区から編入された。2014年の前回は小熊氏が416票の僅差で菅家氏に辛勝した。新たな票田での得票が勝敗を左右する可能性があり、両陣営はてこ入れに必死だ。
 「西郷の声を国政に届ける。与党議員に任せてほしい」「知名度はまだまだだが、西郷の思いを背負って働かせてほしい」。菅家氏と小熊氏は公示日の10日、相次いで西郷村に入り、街頭などで支持を訴えた。
 村の有権者は約1万6000人。4区で会津若松、喜多方両市、会津美里町に次ぐ多さだ。中選挙区時代は渡部恒三・元民主党最高顧問(85)、小選挙区になってからは3区の民進党系前議員の玄葉光一郎氏(53)が地盤としてきた。前回は玄葉氏が自民新人相手にほぼ2倍となる約4500票を獲得した。
 菅家氏の陣営幹部は「玄葉氏の票はあくまで個人票。そのまま小熊氏に移るとは考えにくい。五分の戦いに持ち込みたい」と強調。村に事務所を新たに構え、自民系村議らの支援を受けて組織戦を展開する。
 小熊氏は、玄葉氏の後援会を軸に浸透を図る。13日に村で開いた個人演説会には渡部氏と玄葉氏が駆け付けた。選対関係者は「2人が築いた『財産』を目減りさせずに小熊の名前を売り込みたい」と話す。
 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補している。


2017年10月15日日曜日


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