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<千年希望の丘遺棄>女性遺体発見から1週間 死亡の経緯、特定できず

 宮城県岩沼市押分の千年希望の丘周辺で仙台市太白区四郎丸、無職高松瑞絵さん(54)が遺体で見つかった死体遺棄事件は15日、発見から1週間となった。遺体の損傷が激しく物証も限られ、事件や事故に巻き込まれた場所は特定されていない。岩沼署捜査本部は足取りを捜査するとともに塩釜市の男性(56)から任意で事情を聴き、死亡した経緯を調べている。
 捜査本部によると、高松さんは8日午前6時ごろ、自宅から約10キロ離れた希望の丘敷地内の二野倉公園南側の空き地で、あおむけの状態で死亡しているのが見つかった。死後約1週間で腐敗が進み、付近には運転免許証や財布入りのハンドバッグ、サンダルなどが散乱していた。
 死因は多発性外傷。高所からの落下時に生じる頭の損傷はなく、引きずられた跡もなかった。現場には複数のタイヤ痕があり、車でひかれた可能性がある。血痕や車両の部品は見つかっていないという。
 高松さんは両親、長男と4人暮らし。9月30日夜、家族に「知人男性に会う」と告げて外出後、連絡が途絶えた。翌朝までに遺棄されたとみられる。普段着姿で、財布には現金約1000円が入っていた。遠出するつもりはなかったとみられるが、詳しい経緯は分かっていない。
 捜査本部は「あらゆる移動手段を想定する」として防犯カメラ映像を集めているが、台数が少なく、有力な情報は得られていない。現場や自宅付近で聞き込みを続けている。
 塩釜市の男性は10月10日、「(死体遺棄事件で)話したいことがある」と塩釜署に出頭。捜査本部の聴取に高松さんと出会い系サイトで知り合い、数回会ったと説明したが、事件への関与は否定しているという。


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2017年10月16日月曜日


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