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<まちびらき>東松島「野蒜ヶ丘」で、まつりで復興への思い新たに

元気にみこしを担ぐ子どもたち

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市に整備された防災集団移転団地「野蒜ケ丘」(野蒜北部丘陵)地区で15日、「まちびらきまつり」(実行委員会主催)があった。被災者の住宅再建や自治会設立などを喜び、復興への思いを新たにした。
 野蒜市民センター周辺にステージや出店ブースを設置。宮野森小の児童約50人が「ふるさと宮野森太鼓」を演奏し、地元の子どもらがみこしを担いで地区内を練り歩いた。出店には地場産品や友好都市の特産品などが並び、来場者は思い思いにまつりを堪能した。
 宮野森小5年高橋辰幸君(11)は「復興を願って大太鼓をたたいた。学校の周りの雰囲気が明るくなってきて楽しい」と話す。
 まつりのプログラムのダンスなどを見て楽しんだ同市大塩の無職二階堂千代子さん(68)は「被災した方々が頑張り、元気になってきた。同じ市民の一人としてもうれしい」と語った。
 地区では今年に入り、災害公営住宅の入居者に鍵が引き渡され、1〜3丁目の各自治会が設立された。
 実行委の早川宏委員長は「未来ある子どもたちのために新しい古里づくり、新しいまちづくりを協力して進めていきたい」と強調。野蒜北部丘陵振興協議会の斉藤均会長は「移転元地の方々とも一体となって、野蒜の復興へと向かっていきたい」と思い描く。


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2017年10月16日月曜日


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