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仙台の豆腐店 全国品評会「絹ごし」部門で銀 地元産の風味生かす

絹ごし豆腐の部で銀賞に輝いた「極上きぬ豆腐」を手にする笹原さん

 仙台市太白区の「ささはら豆腐店」が製造販売する「極上きぬ豆腐」が、東京都で9月にあった第3回全国豆腐品評会の絹ごし豆腐の部で銀賞に選ばれた。品評会で3位以内の入賞は、東北で初めて。店主の笹原淳さん(44)は「大きな励みになる」と喜んでいる。
 品評会は全国豆腐連合会が主催し、4部門に全国の301社から685点が出品された。地方予選で上位に入った125点が本戦に進み、絹ごしの部は34点が味や香り、食感、外観を競った。
 極上きぬ豆腐の大豆は宮城県志波姫産と涌谷産のミヤギシロメを使用。昨年の品評会で予選落ちしたことを教訓に、凝固剤を天然のにがりに替えた。笹原さんは「ミヤギシロメの素材の甘みと風味がよく出るように仕上げるまで半年ほどかかった」と話す。
 ささはら豆腐店は創業約50年。笹原さんは26歳の時に父の故・功(いさお)さんの跡を継ぎ、昔ながらの味の濃い豆腐を作り続けている。
 笹原さんは「大豆生産者にお礼を言いたい。今後も研究熱心だった父の背中を追い続け、良い豆腐を作りたい」と語った。
 東北勢は、木綿の部で豆腐屋おはら(喜多方市)の「もめん豆腐」が4位。絹ごしの部でマサキ食品(気仙沼市)の「復興豆腐 絹ごし」が5位、兎豆屋(仙台市青葉区)の「シロメ絹」が6位に入った。


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2017年10月17日火曜日


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