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津波で全壊した仙台荒浜郵便局が移転 「荒井東」に改称し再開

開局した荒井東郵便局で客に応対する職員ら

 東日本大震災の津波で全壊し、業務を休止していた仙台市若林区荒浜の仙台荒浜郵便局が16日、内陸に約4キロ離れた同区荒井東1丁目に移転し「荒井東郵便局」と改称して再開した。
 開局式典には近隣住民ら約30人が参加。氏家薫理(かおり)局長が「親しみやすく、明るい郵便局を目指す」とあいさつした。
 同局は市地下鉄東西線荒井駅の南約400メートルにあり、3階建て賃貸住宅の1階にテナントとして入居した。延べ床面積は165平方メートル。郵便、貯金などを扱い、現金自動預払機(ATM)を備える。
 荒浜の自宅が全壊し、同区荒井7丁目に移り住んだ無職早坂昇さん(77)は貯金窓口を訪れ「家の近くにできたので便利だ。荒浜の懐かしい顔が集まってくるだろう」と話した。
 局周辺では商業施設や医療機関が整備されつつある。市によると、荒井東地区の人口は1日現在、1084人。荒井東土地区画整理事業の計画では、3100人の居住を見込む。


2017年10月17日火曜日


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