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<仙台圏私のベスト本>(11)「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」 「レアな人」生き残れる

森井誠之さん

 読書の秋真っ盛り。仙台圏の方々にイチ推し本への愛を語ってもらった。

◎楽天野球団執行役員営業本部長 森井誠之さん(43)=仙台市宮城野区

 楽天野球団で2007年から営業の仕事をしています。プロ野球を間近で見ていますが、選手やスタッフは毎年契約更改がある厳しい世界です。
 「明日、自分の仕事がなくなったらどう生きていくか」。わが身に置き換えたとき、2年前に出合った本が「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」(東洋経済新報社)です。
 お笑い芸人で絵本作家のキングコング西野亮広さんが薦めているのを見て、手に取りました。「レアカードになれば、どこでも生きていける」がメッセージです。ふに落ちる話でした。
 球団では営業の傍ら、13年の日本一のビール掛けで司会を務めるなど、担当外のことにも挑戦してきました。この本の考え方では「司会もできる営業マン」は希少価値があることになります。今まで自分がやってきたことを整理する機会になりました。
 「何事も1万時間を費やせばプロレベルになれる」との考えも印象的です。社員採用の際は、その人が一つのことに1万時間(毎日8時間で3年半)を費やしたかを重視しています。
 仕事がマンネリ化した人に読んでほしいですね。世の中から求められる力があれば、50、60代になっても引く手はある。いろんなことにトライする人でいたいと思えます。(野仲敏勝)

[メモ]リクルートの営業マンから公立中学の校長になった著者が、100人に1人のレアな人になることが、厳しい世の中を生き抜く極意と説く。社長、自営業、公務員、研究者の4タイプ別に、それぞれ7条件を満たせば、誰でも「1%の人」になれるとする。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2017年10月17日火曜日


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