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<衆院選福島>ベテランに挑む40代新人 大物の支援や政策アピールで追走懸命

個人演説会で支援者と握手する岡部氏=14日、福島県郡山市
有権者に自身をアピールする上杉氏=13日、福島県田村市

 衆院選で福島2、3区はそれぞれ希望の党と自民党の40代新人が、ともに元閣僚のベテラン前議員に挑む構図だ。大物弁士の支援を受けたり、「イクメン」ぶりをアピールするなど、高い知名度と強固な地盤を誇る前議員に食らい付こうと懸命だ。


◎2区・大物も支援「風保ちたい」

 2区は希望の岡部光規候補(49)が、8選を狙う元復興相で自民の根本匠候補(66)に、3区は自民の上杉謙太郎候補(42)が、9選を目指す元外相で民進系無所属の玄葉光一郎候補(53)に挑んでいる。ともに2度目の顔合わせとなる。
 「実家は兼業農家。子どもの頃は稲刈りを手伝った」。2区の岡部氏は12日、JR郡山駅前の街頭演説で自身の幼少期を語り、親しみやすさをアピールした。
 国政挑戦は参院選を含めて3度目。2014年の前回衆院選後、常勤医を辞めた。午前は複数の病院で非常勤医として働き、午後は政治活動に集中。出身は選挙区外の福島県浅川町で、街頭活動などで知名度向上を図ってきた。公示後は1日10カ所の街頭演説をこなす。
 12日は民進党の前原誠司代表が駆け付けた。前日は希望代表の小池百合子氏がマイクを握った。陣営幹部は「大物頼みというわけではないが、終盤にもう一度、大物に来てもらい、勢いと風を保ちたい」と話す。


◎3区・「私も子育て中」政策訴え

 3区の上杉氏は13日、田村市の街頭で「私も3人の子どもの子育て中。教育無償化をやり遂げます」と子ども連れの母親らに訴え掛けた。
 神奈川県出身。落下傘候補の印象が強かった前回衆院選後、家族で白河市に移り住んだ。「落選直後、次の準備を始めた。とにかく地道に地元を歩かせてもらった。3万5000軒は回った」と胸を張る。
 自民党の県議、市町村議らの支援を受け、玄葉氏を追う。今年4月の田村市長選で玄葉氏が支援した現職を破って初当選した元党県議の援軍も得て戦う。
 陣営幹部は「大御所に勝つのは容易ではないが、こちらには若さと勢いがある。着実に差を詰め、逆転したい」と力を込めた。


〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者

 【福島3区立候補者】

橋本 健二69 共 新 
上杉謙太郎42☆自(細)新 
(公推)
玄葉光一郎53 無●前(8)

 【福島2区立候補者】

根本  匠66☆自(岸)前(7)
(公推)
平  善彦65 共 新 
岡部 光規49☆希●新 
西村 恵美54☆維 新 


2017年10月17日火曜日


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