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<宮城知事選>村井氏、全域で優勢 多々良氏、広がり欠く

 22日投開票の宮城県知事選で、河北新報社は15〜17日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属で4選を目指す現職の村井嘉浩氏(57)が、無所属新人の多々良哲氏(59)=共産推薦=を大きく引き離し、全域で圧倒する。調査時点で有権者の1割超が投票する候補者を決めていない。
 東日本大震災からの復興完結を公約に掲げる村井氏は、政権与党の自民、公明両党の支援を受ける。両党の支持を9割以上固め、自主投票を決めた民進党の流れをくむ希望の党から7割、立憲民主党からも5割弱の支持をそれぞれ集める。
 共産党支持層の3割、社民党支持層の5割にも食い込み、無党派層の約7割から支持を得ている。党派、各年代、地域を超えて強さを発揮。職業別では管理職、現業職、事務・技術職、農林漁業、学生などから強い支持を受ける。
 「村井県政の転換」を訴える多々良氏は、支援を受ける共産支持層の6割をまとめた。衆院選で共産と協力関係を築く立民や社民のほか、希望の党や日本維新の会の支持層も一部取り込んでいるが、無党派層からの支持は広がりを欠く。
 若年、中年層で村井氏に大きく水をあけられているが、60歳以上の高年層から1割以上の支持を集める。職業別では自由業の約3割に浸透。地域別では軒並み苦戦している。
 衆院選宮城1〜6区の終盤情勢世論調査に合わせて実施した。


2017年10月18日水曜日


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