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宮城刑務所で223人食中毒 受刑者が調理した給食で

 仙台市は17日、宮城刑務所(若林区)で受刑者が調理した給食が原因とみられる集団食中毒が発生したと発表した。10日までに受刑者ら223人が発症した。全員が軽症で、快方に向かっている。市は刑務所の給食調理部門を17日から3日間の業務停止処分とした。
 給食は刑務所近隣の矯正施設にも配られている。発症者の内訳は刑務所182人、仙台拘置支所34人、東北少年院6人、青葉女子学園1人で、いずれも受刑者や収容者。市によると、過去10年の市内の集団食中毒で最多の発症者数という。
 市と刑務所によると、給食を食べた906人のうち223人が3〜10日に下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え、37人が施設内で医師の診察を受けた。刑務所は9日に若林区保健福祉センターに通報した。
 発症者14人から病原大腸菌O(オー)6が検出され、市保健所は刑務所で調理した給食を原因とする食中毒と断定した。O6の潜伏期間は6時間から3日間で、1日以降の給食に原因食品が含まれていたとみて調べている。市内でのO6の集団食中毒は12年ぶり。
 宮城刑務所の安部玲(あきら)所長は「集団食中毒が起きたことは誠に遺憾だ。衛生管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。


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2017年10月18日水曜日


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