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広がれ心のバリアフリー 障害者選手ら仙台の小中学校訪問 交流通し理解深める

選手を交えたミニゲームを楽しむ児童ら=6日、仙台市太白区の芦口小

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、仙台市教委は今月、子どもらと障害者アスリートらが交流する「心のバリアフリー推進事業」を始めた。関係者は、交流を通じて障害のある人々への理解が深まることを期待している。
 事業の初回として6日、車いすバスケットボールの日本選手権で9連覇中の宮城マックス(仙台市)所属の2選手らが太白区の芦口小を訪れ、特別支援学級を含む4年生の児童46人と車いすバスケで交流した。
 岩佐義明監督と菅原志朗、藤井郁美両選手が車いすバスケのルールや車いすの操作方法などを説明。児童らも車いすに乗ってゴールにシュートしたり、2選手を交えたミニゲームを体験したりした。
 選手らの素早い動きやボールさばきに、児童らは歓声を上げた。4年2組の滝沢美緒さん(9)は「車いすに乗ってシュートするのは難しかったが、楽しかった。選手たちがすごい速さで動くのが、かっこよかった」と笑顔を見せた。
 藤井選手は「子どもたちが車いすに乗る機会は少なく、貴重な体験になったと思う。交流を通じて障害者スポーツにも興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。
 市教委は12月までに市内の小中学校10校で、電動車いすサッカーの選手やダウン症の音楽家、義足のマラソンランナーらとの交流事業も実施する。
 心のバリアフリー推進事業は文部科学省が本年度、都道府県教委や市町村教委などに実施を委託した。


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2017年10月18日水曜日


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