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<思い立ったが入門日 週1紙上塾>ずぼラク流お片付け(3)作業の手順が重要/はやさかひろみ

イラスト・本郷由紀子
片付けのスタートは「出す」。片付けたい場所の物を全部出して、何が、どのくらい、どんな状態で入っているか把握しよう

 偶数月の水曜日に掲載している「思い立ったが入門日 週1紙上塾」。今月から新講座「ずぼラク流お片付け」をお届けします。ずぼらな人でもできて、やればやるほど毎日の暮らしが楽になる、そんな片付け方を、仙台市在住のライフオーガナイザー、はやさかひろみさんが伝授します。

◎収納の前に整理しよう

 片付けの目的である「どんな暮らしがしたいか?」の考えがまとまったら、その暮らしに近づくためにいよいよ物を片付けます。
 まずは片付ける場所を決めましょう。「どこから手を付けたらいいか分からない」という人は、「よく使う、小さなスペース」から始めるのがお勧めです。
 場所が決まったら、(1)出す(2)分ける(3)しまう−の順で片付けます。
 (1)出す
 片付ける場所の物を「全て」出します。この時点で「挫折しそう…」と思ったら、より小さなスペースに絞りましょう。全て出すのは、出さないと「何が」「どれくらい」「どんな状態で」入っているのかが分からないから。全て出すことで、その場所の現状を把握します。
 (2)分ける
 出したものを、分けていきます。分け方は物や人によってさまざまですが、要・不要の二つではなく、四つくらいに分けると進めやすいと思います。例えば、「よく使う/あまり使わない/使わないけれど取っておく/迷う」など。「迷う」を入れることで、分ける作業が進みやすくなります。
 分け終わったら再度、「迷う」ものを見直してみましょう。それでも迷ったら、「迷うもの」として期間を決めて取っておくのもOK。分けた物のうち、使わない・取っておかなくても構わないのをどうするか? その先の選択肢として、「あげる/リサイクル/捨てる」などが出てきます。決して、「捨てる」ことからは始めません。
 (3)しまう
 よく使う物から、しまう場所やしまい方を決めていきます。「使う所に使うものを」「使う人が使いやすいように」しまいます。しまう、つまり収納のこつについては、次回詳しくお伝えします。
 片付けの手順は、(1)出す(2)分ける(3)しまう、この順番が重要です。お片付けがうまくいかないという人は、「(3)しまう(収納)」から始めていませんか? まず収納ボックスを買ってくる、使いやすい収納家具に変えてみる、入れ方を変えてみる、などは「(3)しまう(収納)」から始めていることになってしまいます。
 実は、(2)分ける、つまり「整理」がお片付けの肝。まずは全部出してしっかり見直す整理から始めてみてください。
(ライフオーガナイザー)

※引用・参考文献/一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会監修「ライフオーガナイズの教科書」


関連ページ: 宮城 社会 週1紙上塾

2017年10月18日水曜日


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