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<楽天>下克上誓う きょうからタカとCSファイナルS

CSファイナルで先発が予定される(左から)東北楽天の辛島、美馬、則本、塩見

 東北楽天は18日から福岡市のヤフオクドームで、ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに臨む。6試合制で先に4勝した方が日本シリーズに勝ち上がる方式。リーグ優勝のソフトバンクに1勝のアドバンテージが与えられる。チームは17日に東京から福岡に移動し、18日に先発する塩見ら先発投手陣がヤフオクドームで約1時間半練習した。先発は塩見、辛島、則本、岸、美馬の順に登板する見通し。CSファーストステージで中継ぎ調整していた新人藤平はファイナルでもブルペンで待機する予定。与田投手コーチは「ファーストステージで登板はなかったが、3日間ブルペンに入って中継ぎ待機を経験した。ファイナルでも(登板する)場面があったら、いろんな形でお願いしたい」と話した。ソフトバンクの先発は東浜と発表された。

 東北楽天にとって4年ぶりの日本シリーズ出場に向け、大一番の初戦を託されたのは塩見。「ファーストステージはチームが一つになって戦っていた。自分もストライク先行で攻めの投球をしたい」と気合十分だ。
 17日はキャッチボールなどで軽めに調整した。「状態はいい」。1軍登板は9月30日が最後だったものの、今月12日には2軍の秋季教育リーグで韓国プロ野球の斗山相手に登板し、4回2安打7奪三振無失点と好投した。
 「相当緊張すると思います。ノミシン(ノミの心臓)なんで」。ソフトバンク側に1勝のアドバンテージがあるだけに、初戦の持つ重要性を誰よりも分かっている。冗談交じりに笑いつつも、「普段通りの力を出せれば一番いい」と話す。
 チームが球団史上初の日本一となった2013年は左肩の故障で1軍で登板できず、ポストシーズンも出場なし。「僕は日本一の輪の中に入っていない」と、じくじたる思いがある。今季も腰痛などで先発枠に定着できず、1軍での先発は8試合止まり。左腕にとって二つの雪辱を果たす最高の舞台は整った。
 「何とかCSでやり返したい。その気持ちを強く持って、明日に臨みたい」。初戦を取って勢いをつけ、日本シリーズへ。今度は自らの左腕で、歓喜の瞬間を引き寄せる。(浦響子)


2017年10月18日水曜日


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