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<E番ノート>エンジョイ・ベースボール

 CSファイナルステージ進出を決めた16日の西武戦は、ウィーラーが打って走っての大暴れだった。一回に先制打、四回は二塁から暴投で本塁を陥れ、八回には左翼席へソロを放った。
 「責任感が人一倍強い男だからね」と池山チーフコーチ。大一番での活躍に「ここぞの場面でよくやってくれた」と目を細めた。
 今季は開幕からスタートダッシュに成功して快進撃を続ける中、打撃不振で出遅れた。4月のコボパ宮城での試合。好機に力のない一邪飛に倒れ、頭を抱えてしゃがみ込む姿もあった。
 それでも常に前向き。ウィーラーが心掛けるのは、野球を楽しむことだ。「ベースボールは子どもの遊び。大人になった今も毎日楽しみながらやるだけさ」。16日の試合後、少年のような表情で語った。CS第2戦までの無安打から、ヒーローになる秘訣(ひけつ)はここにあると思った。
 18日から始まるソフトバンクとのファイナルステージ。重圧のかかる短期決戦だが、選手たちには「エンジョイ・ベースボール」を心の片隅に置いて戦ってほしい。(佐々木智也)


2017年10月18日水曜日


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