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平泉・無量光院跡の発掘調査 堀の跡を発見

新たに見つかった堀跡の断面

 岩手県平泉町教育委は17日、世界遺産「平泉の文化遺産」を構成する無量光院跡の発掘調査で、堀跡を発見したと発表した。隣接する柳之御所遺跡の堀跡と工法などが似ており、町教委は両遺跡の関連を示す手掛かりになるとみている。
 堀跡は、復元された無量光院跡の池から約50メートル離れた地点で見つかった。当初幅9メートル、深さ2.3メートルだった堀は、無量光院の造営時に深さ1.5メートルに改修。その後、幅2メートル、深さ60〜70センチに小規模化したと考えられる。
 堀跡からは土器や中国産磁器、扇の一部が出土。12世紀後半に藤原秀衡が無量光院を建立する以前から、この場所に宗教施設があったと推測されるという。
 町教委は「無量光院の造営と柳之御所の改修が一体的に行われた可能性もある」と説明。21日午前11時に現地説明会を開催する。


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2017年10月18日水曜日


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