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<鳥海山協>噴火想定16パターン 来月下旬に防災対策案

 秋田、山形両県にまたがる鳥海山の火山防災協議会の幹事会が17日、酒田市で開かれ、事務局が噴火警戒レベルなどに応じた16パターンの想定噴火シナリオと防災対策案を示した。
 噴火警戒レベル案は、噴火規模や居住地域への影響度から5段階。幹事会では、東西約10キロに並ぶ3カ所の噴火口のうち3カ所全てと、可能性が最も高いとされる新山周辺での噴火を想定したシナリオと対策を協議した。
 3カ所で警戒レベル5の噴火が発生し、融雪型火山泥流が起きる最悪の想定では、由利本荘、にかほ、酒田3市と山形県遊佐町の居住区域計107地区が避難指示・勧告などの対象となる。火口から10キロ以上のにかほ市平沢地域や酒田市八幡地域の一部なども入る。
 国や自治体は、近隣の道路や施設の閉鎖のほか、防災ヘリコプターや防災行政無線で周知に取り組む。
 噴火警戒レベルや防災対策案は、11月下旬に開く協議会本会で正式に決定。来年度にかけて住民の避難計画を策定する。


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2017年10月18日水曜日


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