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<いちおし土産>概念覆す絶妙な相性 

シンプルな味わいが愛される「バターどら焼」。クルミやレーズン、ユズ入りも

◎菓心富月(気仙沼市)「バターどら焼」

 「あんこが入っていない!」。一口食べれば、持っていたバターどら焼きの概念が打ち砕かれることだろう。何しろ皮に挟まれているのは、塩水を加えホイップしたバターだけ。どら焼きの定義に合致するのかどうか疑問すら湧くが、シンプルなおいしさで愛され続けている。
 誕生は1989年。店主の畠山賢一さん(66)が菓子作りの恩師に「バターが入っているどら焼きが最近、人気のようだ」と聞かされたのがきっかけだ。
 師匠は「あんと一緒にバターを入れる」のつもりで言ったのだが、「あんの代わりに入れる」と勘違い。新鮮なバターを使い製品化すると、甘めの皮との相性が絶妙と人気を呼んだ。
 今ではバターの中にクルミやレーズン、ユズが入った商品も開発。畠山さんは「20度前後の常温でどうぞ」と勧めるが、冷やしたり逆に両面を少し焼いたりして味わうファンも。いろいろな食べ方で楽しんでほしい。

[メモ]「バターどら焼」は130円。クルミ、レーズン、ユズ入りは各140円。小豆あんの普通の「どら焼」は130円。「バター饅頭」(90円)、「奴最中」(120円)なども看板商品。地方発送にも応じている。連絡先は0226(42)3048。


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2017年10月19日木曜日


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