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仮設住宅設置の5軟式野球場 来年4月から順次再開 土の入れ替えなど着手

再開に向けた工事が進む卸町五丁目公園野球場=仙台市若林区

 東日本大震災のプレハブ仮設住宅が置かれていた仙台市宮城野、若林両区の公園5カ所の軟式野球場を、市が来年4月から順次再開させることが19日、分かった。市内では震災後、草野球や少年野球の会場が足りず、市民が市外施設を借りるケースが目立っていた。
 野球場は宮城野区の福田町南一丁目、岡田西町、扇町一丁目の3公園と、若林区の卸町五丁目、卸町東二丁目の2公園。扇町一丁目公園は野球場の芝生の養生が遅れ、来年6月再開となるが、他の4公園は4月再開を予定する。
 5公園の仮設住宅計462戸には、ピーク時の合計で被災者895人が住んでいた。昨年までに全員が災害公営住宅などに移り、仮設住宅は撤去された。
 野球場の再開に向け、市は土の入れ替えや地下排水溝の改修などに着手済み。公園課は「来春の野球シーズン開幕に間に合うよう準備する」と話す。
 仙台サンデーリーグを運営する市軟式野球協議会は震災後、富谷市や宮城県山元町の球場を借りて試合を実施してきた。大山悟事務局長は「地元の野球人にとって、球場再開は大きな喜びだ」と心待ちにする。
 津波被災した宮城野区の海岸公園野球場は、昨年10月に再開した。


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2017年10月19日木曜日


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