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<楽天>塩見ガッツ力投 緩急さえ6回1失点「一人一人、魂込めた」

6回1失点と好投した東北楽天先発の塩見(坂本秀明撮影)

 東北楽天にとって留飲を下げる勝利だ。ソフトバンクには夏場に首位の座を明け渡し、最後は15.5ゲームの大差をつけられた。リーグ優勝チームが得る1勝のアドバンテージを帳消しにする勝利の立役者は、6回1失点の好投を見せた先発塩見だった。
 自身初のCSの大舞台に「すごく緊張した」と言いながら、闘争心をかき立てた。「一人一人、魂を込めた。初回から腕を振った」。直球にカーブを交えた緩急がさえわたる。一〜三回を1安打に抑え、四回の1死一塁では「危なかった球。ラッキー」という外角直球で内川を三ゴロ併殺に仕留めた。
 六回は2死走者なしから、今宮に外角直球を右翼席へ運ばれたが、最後は中村晃をきっちり空振り三振に切って取った。
 昨季8勝の左腕エースは今季、腰痛で5月末まで復帰が遅れ、3勝3敗に終わった。ファーストステージも蚊帳の外だったが、一気に存在感を発揮。「CSの雰囲気を味わっていないのが逆に良かった。気負わず投げられた」と振り返った。
 過去10年間、勝ったチームが必ず日本シリーズ出場権を得るというファイナルステージ第1戦を東北楽天がものにした。塩見はお立ち台で「この勢いで日本シリーズに出たい」と笑顔を見せた。(金野正之)


2017年10月19日木曜日


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