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救急受け入れ先紹介の業務廃止で看護師5人が退職

 仙台市独自の電話サービス「初期救急医療機関案内」が9月末に廃止されたことを受け、業務を担っていた市救急医療事業団(若林区)の担当看護師6人のうち5人が退職したことが19日、分かった。
 案内は平日夜や日曜祝日に受け入れが可能な診療所や当番医を電話で紹介するサービス。短縮番号「#7119」でかかる県と仙台市の救急相談窓口の開設に伴い、廃止された。40〜60代の女性看護師6人が毎日1人ずつ勤務していた。
 事業団によると、事業団が運営する市急患センター(若林区)など診療部門への配置転換か、一時金付きの希望退職かを選ぶよう6人に求め、19日までに5人が退職した。山口正浩常務理事は「配置転換の場合は、賃金や勤務時間などの条件は変わらないと説明した」と強調した。
 雇用継続問題は2月の市議会健康福祉委員会で議題になり、市は「引き続き事業団の他の業務に従事することを想定している」と答弁したが、もくろみは外れた。市健康政策課の車塚明宏医療政策担当課長は「事業団が相談に応じた上で、あくまで本人が退職を選択した」と述べた。
 事業団の看護師による市医療事業団労働組合の新海葉子執行委員長は「勤務内容が大きく変わるなら働き続けられない人が出るのは当然だ」と批判している。


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2017年10月20日金曜日


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