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<楽天>頼れる主将嶋 勝負どころで意地の一打

7回表東北楽天1死二塁、嶋が左中間に勝ち越しの二塁打を放つ。捕手甲斐(佐藤琢磨撮影)

 東北楽天を勝利に導いたのは嶋の一打だった。1−1で迎えた七回、左中間への適時二塁打で勝ち越しに成功。CSは無安打と不振にあえいでいた主将が勝負どころで意地を見せた。
 気迫のヘッドスライディングで先頭聖沢が内野安打をもぎ取り、代走田中が犠打で二進。「今日は先発した辛島、中継ぎも一生懸命に抑えてくれた。聖沢も必死に走ってセーフになり、みんなの気持ちに応えたかった」。仲間の思いも乗せた打球が左中間を破ると、肩を落とすソフトバンクナインを尻目に三塁側のベンチは歓喜に沸いた。
 「完全アウェー。チームとして雰囲気にのまれないことが一番大事」。敵地で戦うファイナルステージの心構えをこう語っていた。それだけに、主将の一打は相手に大きなダメージを与えただろう。
 正捕手として投手のリードにも心を砕く。CSは西武との2戦目から4試合連続で2得点以内に抑えている。「投手の一番いいところを引き出すだけ。リードは紙一重。一つの配球ミスで流れが変わる」。大胆かつ細心の組み立てで第1戦に続き、この日も5投手をけん引した。
 2戦連続で1点差の接戦を制し、チームの結束力も強まっている。「まだまだ厳しい戦いが続く。気を緩めたら隙を突いてくる相手」。エース則本で挑む第3戦。チーム一丸の戦いで日本シリーズ進出へ一気に王手をかける。(佐々木智也)


2017年10月20日金曜日


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