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<楽天>宋家豪 ピンチ摘み取る「勝利に貢献できてうれしい」

6回、1死二塁のピンチをしのぎ勝ち投手となった宋家豪(高橋諒撮影)

 東北楽天の救援陣で、輝きを放ったのは2番手宋家豪だった。1点も許されないピンチの場面で相手の流れを切り、ファーストステージ第3戦に続く白星を手にした。「勝利に貢献できてうれしい」と顔をほころばせた。
 1−1と緊迫した試合。六回1死二塁で先発辛島に代わってマウンドに上がった。4番内川を迎える状況にもひるまなかった。
 「この場面を抑えれば、チームが勝てるチャンスがある。一球一球、嶋さんのミットを目がけて投げた」
 まず内川を高めのつり球で空振り三振。デスパイネには四球を与えたが、続く松田をわずか4球で見逃し三振に仕留めた。最速152キロ。15球中12球が直球という真っ向勝負を挑み、2奪三振で味方の反撃を呼び込んだ。
 台湾出身の25歳。昨季、現地のドラフト上位指名を蹴って東北楽天の育成選手となり、今年7月末に支配下登録を勝ち取った。「日本で成功したい」という強い思いが原動力。小山2軍投手コーチは中日や大リーグで活躍したチェン(陳偉殷)に重ね、「一生懸命だし、日本にもチームにもなじもうと努力している」と評価する。
 その姿勢が大舞台で花開いた。「球が強くなり、度胸もついてきた」と梨田監督も満足そう。一気にCS計2勝を挙げたラッキーボーイは「次も楽しみ」と不敵に笑った。(浦響子)


2017年10月20日金曜日


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