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<宮城知事・衆院W選>仙台市選管戦々恐々 開票7時間の長丁場 

 22日に投開票される宮城県知事選と衆院選で、有権者約88万6000人を抱える仙台市選管は、7時間の「マラソン開票」が見込まれる。最高裁裁判官の国民審査を含め4種類の投票を扱う上に、今回から太白区秋保地区が宮城3区に編入され、作業はより煩雑に。最終的な得票の確定は23日午前4時半を見込むが、トラブルがあれば夜が明ける可能性もある。選管職員は緊張感を持ちながらも、今から戦々恐々としている。
 開票は22日午後9時40分に始まる。市内5カ所の開票所ではまず、小選挙区と比例代表の票を並行して集計。終わり次第、国民審査と知事選に取り掛かる。
 開票に従事するのは市職員とアルバイト計1063人。市選管の工藤雅義事務局長は「多くの人員を投入して効率的な開票作業に努めるが、他市町村より票数が多く、どうしても時間がかかる」と説明する。
 開票作業で人手が要るのは票の分類と候補者名の点検まで。大部分の職員は23日午前3時半ごろには帰宅できる見込み。ただ、その後の集計で手間取る可能性がある。昨年の参院選では疑問票の審査に時間がかかり、最終得票数がそろったのは投票日翌日の午前7時すぎだった。
 各区選管の職員は、投票所の開設準備などで22日早朝から勤務する。開票終了からそのまま月曜日の通常勤務に突入すれば、拘束時間は30時間を超える。
 開票の正確を期すのが使命の選管職員とて、生身の人間。ある区の選管職員は「帰れないと覚悟している。23日午後5時まで寝ずに勤務することになるだろう」とぼやきをのみ込んでいた。


2017年10月21日土曜日


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