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<宮城知事・衆院W選>最後の訴え仙台集結 あす投票、支持拡大に奔走

有権者に支持を訴える知事選の候補者=21日午前11時30分ごろ、仙台市青葉区

 22日投開票の衆院選、宮城県知事選の選挙戦最終日となった21日、宮城1区の5陣営、2区の2陣営、知事選の2陣営はいずれも仙台市内に集結し、朝から最後の訴えを繰り広げている。週末の住宅地を選挙カーで細かく回ったり、買い物客が集まる中心商店街で街頭演説したりし、支持拡大に奔走。衆院選12日間、知事選17日間に及んだ秋の政治決戦は、いよいよ大詰めを迎えた。

◎1区

 自民党前議員の土井亨候補(59)は朝、青葉区荒巻本沢でつじ立ち。午前中は付近の住宅街に選挙カーを走らせ、「仕事の続きをさせてほしい」と呼び掛けた。青葉区八幡で街頭に立ち、アベノミクスの成果を強調した上で「効果を地域経済にも行き渡らせるため『ローカルアベノミクス』に取り組む」と訴えた。
 立憲民主党新人の岡本章子候補(53)は青葉区折立を出発し、西部の住宅街を回った。午前9時に青葉区高野原の街頭でマイクを握り「お友達優遇政治、隠蔽(いんぺい)政治は終わりにする」と安倍政権を批判。「自民候補にもう少しで追い付くところまで来ている。もう一押しの力が欲しい」と声を張り上げた。
 日本維新の会新人の畠山昌樹候補(43)は午前10時半ごろ、太白区長町の商業施設前でマイクを握り、党が掲げる消費税増税の凍結を訴えた。大阪府での行財政改革の実績を示し「身を切る改革を実行した大阪では増税しなくても教育の無償化を実現できた。宮城、仙台でもすぐ取り組ませてほしい」と力を込めた。
 希望の党新人の伊藤優太候補(32)は朝、市議時代に地盤としてきた青葉区宮町から最後の遊説をスタートさせた。「厳しい戦いだが、絶対に負けるわけにはいかない。しがらみのない政治を実現させてほしい」。党名ののぼりを掲げた自転車に乗って青葉区北山の住宅街を走り回り、懸命に追い込みをかけた。
 幸福実現党新人の油井哲史候補(37)は午前8時、青葉区のJR仙台駅前で演説を開始。小雨の中、「北朝鮮の脅威にしっかり対応し、国民の安全と生命を守る」「減税で消費を促し、日本経済を再生する」と約1時間にわたって国防強化や経済政策などを訴えた。人通りが増えるにつれ、口調に熱がこもった。
 無所属新人の今留尚人候補(52)も立候補している。

◎2区

 自民党前議員の秋葉賢也候補(55)は午前、宮城野、若林両区に選挙カーを走らせた。11時半すぎには、泉区根白石であった公明党演説会に駆け付けた。
 「本当にデッドヒートの戦いだ。心からの支援を」と頭を下げ、公明の井上義久幹事長と握手を交わした。「自民は比例票が2、3万票なくてもいい。比例は公明と書くように呼び掛ける」と話し、自公連立政権の絆を見せつけた。
 民進党系無所属元議員の鎌田さゆり候補(52)は午前8時、泉区泉中央の選挙事務所前であいさつ。「日本のこれからの方向性を決める選挙。国民不在の安倍政治にブレーキをかける」と拳を振り上げた。
 「私は小選挙区で勝つのみだ。戦いの場に送ってください」とスタッフを激励し、選挙カーに乗車。泉区西部の住宅地を回って「鎌田をよろしく」と大声で呼び掛けた。

◎知事選2陣営、無党派層にPR

 知事選に立候補する共に無所属で新人の元団体役員多々良哲候補(59)=共産推薦=、4選を目指す現職の村井嘉浩候補(57)の2陣営は、無党派層が多い大票田の仙台市で遊説を重ねた。
 多々良候補は午前8時、青葉区の自宅近くの市地下鉄台原駅前からスタート。東北電力女川原発の再稼働反対などを主張し、「子どもや孫にどんな古里を残すのかを考え、投票してほしい」と呼び掛けた。共産、民進両党の県議らが同行し、応援マイクを握った。
 村井候補は午前、買い物客が行き交う青葉区一番町のフォーラス前で演説した。ものづくり産業の集積を進めた「富県戦略」と、東日本大震災からの「創造的復興」に取り組んだ実績をアピール。「復興をやり遂げたい」と話し、県政の継続を訴えた。

 ◇知事選立候補者
多々良 哲59
元あいコープ専務理事 無新
(共推)
村井 嘉浩57
知事       無現


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2017年10月21日土曜日


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