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<発達障害児>過去最多4000人 仙台市立小中学校 理解進み把握増加

 仙台市立小中学校の通常学級に在籍する発達障害の児童と生徒が本年度、過去最多の4000人に上ることが20日、分かった。発達障害への理解の広まりを受け、調査を開始した07年度の2倍に増えた。
 07年度以降の推移はグラフの通り。少子化の中、発達障害の児童・生徒は年々増加。本年度は小中学生7万8226人の5%を占める。20人に1人となる計算だ。
 内訳では、発達障害と診断され、保護者が支援を申し出た子どもは本年度、07年度の1.6倍。11年度以降は1300〜1400人台で推移する。一方、保護者の支援の申し出はないが、学校が配慮を必要と判断した子どもは07年度の2.5倍と高い伸びを示した。
 市教委は、増加の背景として発達障害に対する社会的な理解の深まりを挙げる。専門家の研究で発達障害の子どもがいじめを受けるリスクが高いことが報告されており、学校で教員がより注意を払って、児童や生徒を見るようになったことも要因にあるようだ。
 市教委は来年度、特別支援教育推進プランを策定し、発達障害の児童生徒へのサポートを充実させる方針。担当者は「支援が必要と判断した児童や生徒には、個別の指導計画の作成を進めたい」と話している。


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2017年10月21日土曜日


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