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<楽天>魔の8回 福山痛恨「明日やり返したい」

8回ソフトバンク2死一塁、中村晃に右越え2ランを浴び、打球の行方を追う東北楽天2番手の福山(佐藤琢磨撮影)
1回、2点を失いベンチへ引き揚げる東北楽天先発の則本(左)。捕手足立

 ロースコアの争いだった第2戦までから一変した乱打戦は八回に決した。5−5の2死一塁、東北楽天の2番手福山が中村晃に右越え2ランを浴びた。ぼうぜんと右翼席を見つめた福山は、試合後「ゴロを打たせようと思ったけれど…」と言葉を絞り出した。
 八回から登板し、1死から俊足の福田を右前打で塁に出した。「そこまで意識はしていなかった」と語るが、足を警戒して次打者の松田、そして中村晃にも速球主体の配球。打たれた球も外角の143キロのシュートで「かなり踏み込まれた。狙われたかな」と女房役の足立は無念そうだった。
 そもそもの誤算は先発のエース則本。4回7失点を喫したCSファーストステージ初戦の雪辱を期したはずだったが、1−0の一回に2失点。3−2の三回も無死一、二塁から内川に「配球ミス」(足立)のカーブを左翼席に豪快に運ばれ、2度も逆転を許した。
 四〜七回は立ち直り、4回無失点9奪三振と本来の姿に。それでも序盤の5失点は重かった。「則本は七回が限界。あそこはサブ(福山)しかいない」(梨田監督)と、同点のままファーストステージから5戦連続登板となる福山にスイッチし、決勝打を招いてしまった。
 「気持ちを切り替える、それしかない」と梨田監督。敗れはしたが、対戦成績はまだタイ。福山は「明日やり返したい」と真っすぐ前を見つめた。(浦響子)


2017年10月21日土曜日


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