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<衆院選宮城>小選挙区18候補、力込め最後の訴え

 宮城県内6小選挙区に18人が立候補した衆院選(22日投開票)は21日、12日間に及んだ選挙戦を締めくくった。各陣営は住宅地や商店街などを選挙カーで巡り、候補者が街頭演説などで最後の訴えを繰り広げた。急転直下の「秋の陣」はきょう、審判の日を迎えた。

<1区>
 土井亨候補(自前)は仙台市青葉区中山の住宅街を回り、午後は太白区の災害公営住宅前で吉野正芳復興相と演説。午後7時に青葉区の中心商店街で「野党は批判ばかりで政策が語られず残念だ。また国政で働かせてほしい。必ず恩返しをする」と呼び掛けた。
 岡本章子候補(立新)は青葉区西部の住宅街を回った後、午後は中心街で街頭演説を繰り返した。「一部の人間で権益を分け合う政治は許せない。安倍政権にノーを突き付ける」と強調。「誠実に生きる人たちが報われる社会を実現したい」と力を込めた。
 畠山昌樹候補(維新)は終日、仙台市内の住宅街を選挙カーで細かく回り、消費増税凍結や行財政改革の必要性を訴えた。医師として発達障害者の支援に関わってきたことを挙げ、「発達障害への理解を広げ、子育て支援にも取り組む」と声を張り上げた。
 伊藤優太候補(希新)は仙台市議時代の地盤だった青葉区宮町など住宅街を回り、一番町商店街へ。党ののぼりを掲げて練り歩き、支持を求めた。JR仙台駅前で最後の演説に臨み、「しがらみ政治を終わりにするため力を託してほしい」と声を振り絞った。
 油井哲史候補(諸新)はJR仙台駅前で演説した後、日中は支援者を訪ね歩き、足場固めに奔走した。午後7時半、青葉区中心部に戻って街頭演説。「国防を強化する。減税で消費を促し、経済を活性化する。若い力で政治を変えたい」と訴えた。

<2区>
 秋葉賢也候補(自前)は午前、仙台市泉区で公明党演説会に参加。公明の井上義久幹事長と並び「比例は公明。票を1、2割積み増そう」と強調した。午後は泉区の商業施設前で「苦戦している。もう一歩、もう一押しの力を」と叫び、買い物客らに握手を求めた。
 鎌田さゆり候補(無元)は泉区から宮城野区、若林区を回った後、JR仙台駅前などの街頭で政権批判を展開。夜は市地下鉄泉中央駅前で最後の演説に臨み、「安倍政治を代えられる唯一の手段が選挙だ。私を国会で戦わせてほしい」と訴え、拳を振り上げた。

<3区>
 一條芳弘候補(希新)は出身地の柴田町や、大票田の名取、岩沼両市を選挙カーで回り、農家戸別所得補償の復活を主張しながら「まだまだ働き盛り。ぜひ国会に送ってほしい」とアピールした。沿道に支持者を見つけるとすかさず車を降り、握手を求めた。
 吉田剛候補(共新)は白石市のJR白石駅東口近くで遊説開始。「国民を見ない安倍政権を退陣させ、憲法と平和、暮らしを守る政治を実現したい」と訴えた。角田市や大河原、柴田両町も回り、午後は名取、岩沼両市の商業施設前などで支持を呼び掛けた。
 西村明宏候補(自前)は仙台市太白区秋保と名取市で選挙カーを走らせた。名取市では約20カ所で山田司郎市長らと街頭演説し「町づくりを進めるには、自治体と国が同じ方向を見ないといけない。これからも皆さまの思いを受け止めて頑張りたい」と語った。

<4区>
 伊藤信太郎候補(自前)は七ケ浜町で寺沢薫町長と選挙カーに乗り、東日本大震災の高台集団移転団地や沿岸被災地を巡って「浜を守り、浜と共に歩み、復興を前に進める」「地域の願いを国政に届ける」と強調。多賀城、塩釜両市、利府町でも支持を訴えた。
 坂東毅彦候補(希新)は午前中、多賀城市、塩釜市、七ケ浜町の住宅地を駆け抜けた。「消費税を10%に上げる前に8%の使い方の見直しを」「皆さんの手に政治を取り戻したい」。熱く支持を訴えながら、午後には富谷市、利府町、大和町を回った。
 高村直也候補(共新)は塩釜、多賀城両市を中心に選挙カーを走らせた。災害公営住宅や市営住宅、商業施設付近などで街頭演説を行い、「市民と野党による共闘の呼び掛けに多くの激励が届いている。なんとしても安倍政権の暴走を止めよう」と呼び掛けた。

<5区>
 勝沼栄明候補(自前)は石巻市の亀山紘市長と中心商店街を走って回り、買い物客や商店主と握手を繰り返した。JR石巻駅前では「復興期間は残り3年5カ月。アクセルを踏んで道半ばの復興を加速できるのは実行力のある与党だけだ」と声を張り上げた。
 安住淳候補(無前)は仙台市内で民進系候補者の応援を行い、夕方に地元入り。「地元代表」としての信任を求め、東松島、石巻両市を選挙カーで回った。石巻市内の事務所に集まった支援者らに「みなさんの支えのおかげでここまでこられた」と感謝した。

<6区>
 小野寺五典候補(自前)は防衛相として地元入りできないため、代役の県議らが選挙カーに乗り込み、気仙沼市内を回った。夜は事務所に集まった支持者約60人に小野寺候補が電話で「選挙期間中の支えに感謝したい。古里の振興に全力を尽くす」と力を込めた。
 横田有史候補(共新)は大崎市古川を中心に選挙カーを走らせ、支持を訴えた。「このまま改憲勢力が多数を占めれば、日本が戦争への道を突き進むことは明らかだ」と強調。「平和を掲げる野党と市民が共闘し、暴走政治にノーの審判を下そう」と声をからした。


2017年10月22日日曜日


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