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<宮城知事選>2候補、最終日県都走る

 任期満了に伴う宮城県知事選(22日投開票)は21日、選挙戦最終日を迎えた。ともに無所属で、新人の多々良哲氏(59)=共産推薦=、4選を目指す現職の村井嘉浩氏(57)の2人が県都で最後の訴えを繰り広げ、17日間の戦いを終えた。
 多々良氏は仙台市青葉区、太白両区の住宅街や繁華街を選挙カーで駆け巡った。街頭演説で看板政策の「原発ゼロ」を訴え、通行人に握手を求めるなどして支持拡大を図った。
 最後の訴えの場に選んだのは青葉区一番町の中心商店街。東北電力女川原発の再稼働に反対の立場を改めて明確にし、「放射能に不安を持つ県民、原発再稼働に疑問を持つ県民は私に1票を投じてほしい」と声を張り上げた。
 会場に集まった共産、社民、民進各党の議員や支持者ら約100人から「多々良」コールが起こり、「頑張ろう三唱」で気勢を上げた。鹿野文永選対本部長は「最大の争点は女川原発の再稼働を認めるかどうかだ」と語気を強めた。
 村井氏は午前11時半ごろ、青葉区一番町の繁華街でマイクを握った。大勢の買い物客に向け、富県戦略と東日本大震災からの復興の実績をアピール。「批判はあったが、将来の宮城のためになると思って進めてきた」と述べ、3期12年の成果を強調した。
 選挙カーで市中心部を回り、午後8時前に宮城野区榴岡の選挙事務所に戻った。スタッフら約50人と笑顔で握手を交わし、選挙戦の労をねぎらった。
 村井氏は事務所であいさつし、「苦しい選挙をやり遂げた。県内を訪ねて県政の課題も見つかった」と振り返った。「多くの有権者から『村井さんに期待している』との言葉を掛けられ、大きな責任を感じた」と気を引き締めた。


2017年10月22日日曜日


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