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<楽天>継投裏目、悪夢再び 宋家豪まさかの連続被弾

6回ソフトバンク無死、内川(中央)に同点の左越えソロを浴びた東北楽天2番手の宋家豪。捕手嶋(高橋諒撮影)

 八回の痛恨の一発に沈んだ第3戦から一夜明けた第4戦、六回に悪夢が再現されてしまった。東北楽天は1点リードで先発岸に代わった宋家豪が2者連続ソロを浴びて逆転負けした。
 「岸があっぷあっぷの状態だったし、ちょうど内川からだったから、宋(家豪)でと思ったが…」と梨田監督。第2戦の六回のピンチで内川を抑えた宋家豪を送り出す、積極的な継投策が裏目に出た。
 第2戦で150キロ超の直球攻めをされ、空振り三振した内川が直球狙いなのは明白だった。嶋は外角への変化球を2球続けるリードで探りを入れたものの打つ気はなく、見送られてカウント1−1。仕切り直そうと投じた直球は内角高めに浮き、左翼席へ運ばれた。
 内川の4戦連発となる同点弾でお祭りムードになった球場の雰囲気にのまれたか。藤田一人がマウンドへ歩み、「大丈夫」と声を掛けたが、宋家豪は冷静になれない。続く中村晃への初球の真っすぐがど真ん中に入り、前夜の福山と同様に勝ち越し弾を許すと「自分のせいで負けて悔しい。申し訳ない」と唇をかんだ。
 2連勝した後の2連敗で日本シリーズ進出に王手をかけられた。「もう勝つしかない」と主将の嶋は言う。土俵際で踏ん張って勝ち上がったファーストステージのように、挑戦者として次の試合を戦ってほしい。(金野正之)


2017年10月22日日曜日


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