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<楽天>左翼席のファン拍手「来年こそ優勝を」

【東北楽天0−7ソフトバンク】ソフトバンクに敗れた選手らをねぎらう東北楽天ファン=ヤフオクドーム

 東北楽天の敗退が決まった瞬間、左翼席の一角に陣取ったファンからため息が漏れた。日本一を目指した戦いは幕を閉じたが、選手たちへ「来年こそ優勝を」と期待する声が飛んだ。
 「仙台から来るのが大変なファンの分まで選手を後押ししよう」。神戸大医学部6年の綿部裕馬さん(23)は兵庫県尼崎市から駆け付け、声を張り上げた。
 来年2月の医師免許国家試験に向けた勉強をしながら、西武とのファーストステージからCS全試合を球場で応援。高校生の時、大阪で東北楽天がオリックスに逆転勝ちした公式戦を見て感動し、ファンになった。「リーグ覇者相手に十分戦ってくれた。底力を感じた」と拍手を送る。
 東京都武蔵野市の法大4年三村拓矢さん(21)も今季はチームの飛躍に胸を高鳴らせ、札幌から福岡まで飛び回り約90試合を見た。就職活動では観戦で培った計画力と行動力をアピールし、仙台市内の企業の内定を得た。「来年は本拠地の試合はできる限り足を運び、選手と一緒に戦いたい」
 青森市出身の三村さんにとっては、特別な1年だった。6月に青森県で初めての東北楽天の公式戦が弘前市で開催され、見に行った。「東北の中で置き去りにされていた青森がようやく仲間に入れた気がして感激した」と、マイチームへの思いを強くした。(剣持雄治)


2017年10月23日月曜日


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