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遠野の街に新風 廃業GS再生、地場産豚肉使用…若手経営者の飲食店続々

客と談笑する松田さん(左)。店の内装には地元産カラマツを使用した

 遠野市中心部でここ1年半ほどの間に、若者が経営する飲食店の出店が相次いでいる。まちに新風を吹き込もうと、店構えや料理はどれも個性的。これまでの遠野にはなかった店舗で、新たな社交場になりつつある。
 廃業したガソリンスタンドを再生して7月に開店したのが「ノート」。スパイシーなカレーやアジア料理、自家焙煎(ばいせん)コーヒーが売りだ。夜はアルコール類も提供して「酒場」に変身する。
 店主でファッションデザイナーの松田成人(なるひと)さん(41)は、東京でモデルやバイヤーの仕事を約20年経験してきた。自ら選んだブランド服をアウトレット価格で販売するスペースも設けた。
 松田さんは「自分の好きな料理や洋服を遠野で紹介したかった。市外からも人が集まって交流できる店を目指す」と意気込む。
 「コヨミーナ」は2016年4月、市街地の広場にオープンした。遠野緑峰高で同級生だった菅田幹郎さん(32)と高室信也さん(32)が切り盛りする。
 遠野特産の「亜麻豚(あまぶた)」などを使った肉料理がメインで、ワインや地元の日本酒、地ビールがそろう。調理担当の菅田さんは「地場の食材を使うのはもちろん、パーティーやイベント利用に応えることで地域活性化に貢献したい」と話す。
 JR遠野駅前で16年12月に営業を始めたイタリアンバル「イッテミッカ」は、手頃な価格でワインとピザが楽しめる。店名の通り、気軽に立ち寄れる店として若者でにぎわう。
 運営会社社長の栄(さかえ)智憲さん(32)は「市内には居酒屋やスナックが多く、ひと味違う店を構えれば十分チャンスがある。外食の選択肢が増えれば、お客さんも喜ぶはずだ」と後に続く出店の動きを期待している。


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2017年10月22日日曜日


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