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<里浜写景>パドルに手応え 海辺の元気

秋晴れの下、思い思いのペースで進むカヤック。穏やかな海に時折、パドルが水しぶきを跳ね上げた
100人が参加したシーカヤックマラソン

 海から見上げると、三陸の海岸はたけだけしさをあらわにする。カヤックから振り返ると、今にも崩れそうな巨岩はすぐそこ。
 岩場を背に色とりどりのカヤックがスタートした。ことしで17回目になる「三陸シーカヤックマラソンレースin宮古」に参加したのは、9歳から80歳までのちょうど100人。
 「三陸の海はきれい」と東京都の会社員大網多起さん(58)。ゆったり海に浮いているだけで「とても心地いい」。景勝地の浄土ケ浜や、珍しいウミツバメの一種の営巣地になっている日出島などを巡った。
 メイン会場の「リアスハーバー宮古」は東日本大震災で被災したが、全国の高校や個人からカヤックなどを提供してもらって、7年前も開催した。
 これからも決して途切れさせず続けたいという。ハーバーを運営するNPO法人いわてマリンフィールドの滝沢肇副理事長(60)は「宮古は元気だと、発信し続けたいから」。文と写真 写真部・佐藤将史

<メモ>
「三陸シーカヤックマラソンレースin宮古」は5キロ、10キロ、17キロに分かれて行われる。コースは全て宮古湾内。シングル艇が中心だが、2人乗りのタンデム艇でも参加できる。ことしは北海道から鹿児島県まで全国の83艇が集まり、タイムを競った。


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2017年10月22日日曜日


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