広域のニュース

<衆院選東北>無所属、第3極が存在感 金子さん安住さん玄葉さん笑顔

再選を決めて支持者から花束を受け取り、ほほ笑む金子さん=22日午後8時30分ごろ、福島市の事務所
当選確実の報を聞き、支持者と握手を交わす安住さん=22日午後8時15分ごろ、石巻市の事務所

 希望と一線を画し、背水の陣で臨んだ民進系無所属、立民の候補は非自民の受け皿となって浮上し、東北でも存在感を示した。
 「無所属」の訴えが有権者に届いた。福島1区の民進系前議員(比例東北)の金子恵美さん(52)は、自民前議員亀岡偉民さん(62)との一騎打ちを制した。歓声に包まれた福島市の事務所で「皆さんとつかんだ勝利」と目を潤ませた。
 希望に合流する意向を一時は示したが、公示間際に改憲と安保法制への反対を貫くことを決意。比例復活がないいばらの道を選んだ。
 共産、社民と連合福島が支援に回る事実上の野党統一候補として、県内原発の全基廃炉などを訴えた。非自民、反安倍政権の受け皿を求める有権者への浸透に手応えを感じてきた。
 自民の組織力をはねのけた金子さん。「福島復興のため、しっかり前進したい」と語気を強めた。
 宮城5区の無所属前議員の安住淳さん(55)は午後8時すぎ、早々と8選を決めた。石巻市の事務所で「皆さんのおかげで当選させていただいた」と語った。
 野党再編の激流にのまれ、約25年ぶりの無所属での選挙戦。個人演説会では「無所属で出るとは思わなかった。政治は一寸先は闇」と決死の覚悟を強調した。
 安住さんは今後について「当面は無所属で活動する。自民に対抗する固まりができたらいい」と話した。
 希望との合流や候補者公認の調整役を経て、無所属で臨んだ福島3区の民進系前議員玄葉光一郎さん(53)は9選を決めた。
 公認調整では、希望の公認を得られなかった民進系の仲間を出したことに責任を強く感じた。公示後は他の選挙区応援で地元を離れることも少なくなかった。
 玄葉さんは須賀川市の事務所で「都市から地方中心への政治に軸足を移す」と語った。


2017年10月23日月曜日


先頭に戻る