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<明治神宮野球>代表決定戦 仙台大と富士大決勝へ

仙台大−東日本国際大 4安打完封に本塁打と投打で活躍した仙台大・馬場

 第1日は21日、花巻市花巻球場で1回戦2試合があり、仙台大(仙台六大学1位)と富士大(北東北大学1位)が勝って決勝進出を決めた。
 仙台大は一回に鳥井の適時打などで2点を先制して主導権を握ると、右腕馬場が4安打完封に本塁打と投打で活躍し、東日本国際大(南東北大学1位)を3−0で破った。富士大はタイブレーク十回、楠の2点打で同点とし、佐藤の左中間適時打で東北福祉大(東北大学選手権優勝)に5−4で逆転サヨナラ勝ちした。
 最終日の22日は同球場で仙台大−富士大の決勝がある。対戦カードは2年連続同じ。試合開始は午前10時の予定。

◎仙台大が完封勝利

 ▽1回戦

仙台大(仙台六大学1位)   200000001=3
東日本国際大(南東北大学1位)000000000=0


 【評】仙台大の投打がかみ合った。一回、1死一、二塁から鳥井の中前適時打、辻本の右犠飛で2点先取。リードを馬場が4安打完封の好投で守り、九回には自ら本塁打も放った。東日本国際大は打線が湿った。

<先発馬場、投打で貢献>

 仙台大はプロ注目の右腕馬場が投打に活躍した。最速149キロの速球に加えて沈むスプリットボールを効果的に使って4安打完封し、九回には左翼席にダメ押しの本塁打。「0点を積み重ねることを意識し、打たせて取るテンポ良い投球ができた」と納得の表情。小学生以来という本塁打には「たまたまです」と照れる。
 プロ野球ドラフト会議は26日。スタンドでは各球団のスカウトが視察していたが、「アピールよりも勝つことが大事」と気負いはない。「次の決勝も気持ちを切らさずにやりたい。『行け』と言われたら行くしかない」と初優勝へ意欲を燃やす。

◎富士大延長戦制す

 ▽1回戦

東北福祉大(東北大学選手権優勝)0000020002 =4
富士大(北東北大学1位)    1000000103x=5
(タイブレーク十回)

 【評】富士大が延長戦を制した。1死満塁で始まるタイブレーク十回、2−4から楠の右前2点打で同点、さらに佐藤の適時打でサヨナラ勝ち。東北福祉大は0−1の六回に逆転に成功したが、投手陣が粘れなかった。

<楠本、サヨナラ負けに「後悔はない」>
 東北福祉大は3時間を超える熱戦の末、富士大に屈した。タイブレーク十回、楠本の大きな中犠飛で2者が生還して2点勝ち越したが、同じ4年生2人の継投に失敗して逆転サヨナラ負け。楠本は「4年生が力を出して負けたのだから後悔はない」と振り返った。
 仙台六大学リーグでは打撃不振に苦しみ、チームも3位に沈んだ。雪辱を誓った今大会、最後の好機に役割は果たしたが、4打数無安打と快音は響かなかった。プロ志望届を提出、ドラフト会議が控える。「ここからは祈るしかない」と吉報を待つ。

<富士大・佐藤(十回、粘って12球目でサヨナラ打を放つ)>
 「打ったのは内角低めの、たぶん直球。振らなければボールだった球も結構あったが、自分が打って勝つことが次につながると思って食らいついた。こんなに粘ったのは初めて」


2017年10月22日日曜日


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