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<衆院選宮城>共産、訴え及ばず全敗

敗戦の弁を述べる横田さん=22日午後8時25分ごろ、大崎市の事務所
落選が決まり、支持者にあいさつする畠山さん 

 22日投開票の衆院選で、宮城県内6選挙区のうち、自民党は前回(2014年)に続き5議席を獲得し、「1強」ぶりを見せつけた。野党勢は、5区の民進党系無所属の前議員が選挙区で勝利したものの、それ以外は自民の厚い壁に阻まれた。注目された希望の党は、公認などを巡って足並みが乱れ、選挙態勢が整わずに失速した。森友・加計(かけ)学園問題を巡る政府対応への批判が根強く残る中、短期決戦を仕掛けた自民党が県内の地盤を守った。

 共産党は3、4、6区に新人を立てたが、議席獲得はかなわなかった。
 3区の吉田剛さん(35)は岩沼市の事務所で「ぶれ続ける安倍政権を退陣させたい多くの声を、国会に届けられず申し訳ない」と唇をかんだ。選挙戦では憲法9条堅持、消費税増税の阻止、原発ゼロを掲げ「平和と暮らしを壊す勢力に負けられない」と訴え続けた。
 4区の高村直也さん(34)は午後9時ごろ、塩釜市本町の事務所で支持者に拍手で迎えられた。高村さんは「残念な結果になったが、市民と野党との共闘で安倍政権の暴走を止めようと訴え、かなりの手応えがあった。今後につなげていきたい」とあいさつした。
 6区の横田有史さん(73)は大崎市古川の事務所で「党の躍進を願ったが、負けは負けだ」と静かに語った。反自民を旗印にリベラル票の取り込みを図ったが、結果は大敗。「街頭の反応は悪くなかった。ただ、相手の地盤が分厚すぎた」と悔しさをにじませた。


2017年10月23日月曜日


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