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<宮城知事選>復興の総仕上げに力 4選を果たした村井嘉浩さん

 記録的な大勝に「東日本大震災からの復興の総仕上げに力を注ぐ」と気を引き締めた。震災復興計画(2011〜20年度)の区切りを迎える次の任期は、復興の完成形を示す重責を背負うことになる。
 選挙戦は仙台空港の完全民営化や大学医学部の新設など「創造的復興」の実績を掲げ、全35市町村を疾走した。20年に開催される東京五輪・パラリンピックに合わせ「復興を果たして世界に感謝の気持ちを発信したい」とも訴えた。
 かつて宮城県知事を5期務めた故山本壮一郎氏以来の4期目に突入する。選挙戦では「正直くたびれた」と本音を漏らす場面もあったが、被災地のコミュニティー再生や被災者の心のケアなど「まだやらなければならないことがある」と使命感を強くする。
 「大阪人の気質なのか、サービス精神が旺盛」というのは周囲の評。政治家としてベテランの領域に差し掛かっても、気さくで飾らない人柄は変わらない。遊説先で握手や写真撮影を求める有権者の列ができることもあり、根強い人気を印象付けた。
 趣味は自宅に備えるルームランナーで、毎日30分ほどのウオーキング。還暦を控え、体力維持に余念がない。散歩を欠かさない愛犬のポメラニアン「ラッキー」の話題に相好を崩す。
 仙台市宮城野区の自宅で妻一美さん(52)、母鶴子さん(87)の3人暮らし。長女(28)と次女(25)は自宅を離れ、会社勤務。57歳。大阪府豊中市出身。


2017年10月23日月曜日


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