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<台風21号>宮城に爪痕 浸水・のり面崩落も

のり面が崩落したグリーンピア岩沼に至る道路=23日午前9時ごろ、宮城県岩沼市北長谷

 台風21号の影響で宮城県内は23日、多くの自治体が避難勧告や避難準備情報などを出して警戒を強めた。交通は乱れ、小中学校や高校の臨時休校も相次いだ。
 県危機対策課によると、石巻、岩沼両市と山元町が避難勧告を発令。仙台、気仙沼、角田、登米、大崎、蔵王、村田、川崎、丸森、大和、大郷、色麻、南三陸、大衡の5市8町1村が避難準備・高齢者等避難開始を出した。
 23日午前9時現在、勧告と避難準備・高齢者等避難開始の対象は12万585世帯、31万5318人に上った。
 JR東日本仙台支社によると、県内の全在来線が始発から運転を見合わせた。午前11時現在では仙山線、石巻線の小牛田−石巻間、気仙沼線の前谷地−柳津間が正午ごろから再開する見込み。他の路線の再開時間は未定。JR仙台駅の地下改札口は、雨水が入り込み、浸水した。
 仙台空港アクセス線と阿武隈急行も始発からストップした。
 仙台空港の発着便は午前11時現在、国内線と国際線の計57便の欠航が決まった。高速バスも仙台−福島間、仙台−気仙沼間などで運休が相次いだ。
 岩沼市西部にあるグリーンピア岩沼に至る道路では、のり面が幅約10メートル、高さ約5メートルにわたって崩れ落ち、片側をふさいだ。市東部を含め、市道5路線、県道1路線が水に漬かり、通行止めとなった。
 東北電力によると、宮城県内では強風による倒木などの影響で、石巻市や南三陸町などの7112戸で停電した。午前10時現在、1558戸が復旧していない。
 県教委、仙台市教委によると、県内の公立の幼稚園・学校では幼稚園1園、小中学校186校、高校58校、特別支援学校23校が休校した。


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2017年10月23日月曜日


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