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宮城・南三陸 防災海岸林大きく育て 苗1200本植樹

被災した海岸でクロマツを植える参加者

 宮城県内の合板製造会社や森林組合が集まる「みやぎ森林(もり)づくり支援センター」は21日、東日本大震災で被災した同県南三陸町で、防災機能を果たす海岸林をつくるための植樹イベントを開いた。
 関係者ら約150人が参加。同町戸倉波伝谷地区の被災跡地でクロマツの苗を約1200本植えた。群馬県館林ライオンズクラブから支援を受け、登米市南方町の仮設住宅で5年間育てたマツの苗木70本も併せて植えた。
 参加した石巻市万石浦小3年の千葉海君(9)は「苗を真っすぐ植えるのが楽しかった。大きく立派に育ってほしい」と話した。
 50〜70年かけてマツを高さ約20メートルまで育て、暴風や津波といった災害の被害を和らげる海岸林として役立てる。センターは2009年に植樹を始め、14年から被災地で海岸林を増やす活動に取り組んでいる。
 センターの浅野浩一郎常務理事(64)は「木材価格が低迷する中、伐採地で造林する意欲も減っている。植樹を通して森林の役割を再認識してもらいたい」と呼び掛ける。


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2017年10月24日火曜日


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