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<高校ラグビー県予選>仙台育英22連覇 キック効果的に攻撃

仙台育英−石巻工 後半19分、トライを決めて仲間と喜ぶ仙台育英・千葉真選手(中央)。全国上位を目指す

 22日に仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われた第97回全国高校ラグビー県予選決勝で仙台育英が39−0で石巻工を破り、22年連続の全国大会出場を決めた。攻めに迫力を欠く課題こそ出たが、走り込みで養った豊富な運動量を生かした。CTB大森寛治主将(3年)は「全国でも持ち味を発揮し、上位進出を目指す」と意気込む。
 石巻工との決勝は4年連続。12−0で折り返した後半に真価を発揮した。なかなか機能しなかったボールを回す展開攻撃から、パントキックで敵陣深くへボールを運ぶ速攻に変更。素早い集散で攻め込んで陣地を稼ぎ、5トライを奪って圧倒した。
 高校日本代表候補のFB千葉真之亮(しんのすけ)選手(3年)は「雨によるミスを減らすようにキック中心に変えたことで、FW戦も優位に立てた」と振り返った。1、2年生主体の若いチーム。5本連続の200メートル走などでスプリント力を養った成果が出た。
 次は全国大会。80回(2000年度)と81回(01年度)に2度の4強入りしているが、前回まで10大会連続で2回戦の壁を破れていない。丹野博太監督は「全国の強豪に当たり負けしないような上半身の筋力を高める」と課題を挙げる。培ったスピードにパワーを加え、上位をうかがう。


2017年10月24日火曜日


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