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<衆院選岩手>希望公約、支持いかほど?全政策受け入れは数人のみ

◎階さんに投票した100人に聞きました 

 希望の党の台頭で野党が割れて3極対決となった衆院選。「寛容な保守」を掲げた希望の党の政策は、どこまで有権者に浸透していたのだろうか。東北の小選挙区で唯一、希望の党が議席を獲得した岩手1区で、公認候補の階猛さん(51)に投票した人100人に聞いた。
 衆院選の争点になった「消費税増税」「原発政策」「憲法改正」について16〜22日、投票所で選択肢を示して考えを尋ねた(グラフ)。
 消費税増税は、希望の党の「一時凍結」方針を支持する人が最多の38人。「低所得者の給料が上がってから増税すべき」(50代男性)など一定の理解を得たようだが、「増税したら生活が苦しくなる」(20代女性)と率直に増税反対を訴える学生もいた。
 原発政策は68人が「一日も早く原発ゼロ」を望んだ。希望の党が示した期限を明示しての原発ゼロには「それまでに事故が起きたらどうするのか」(20代女性)との声が上がった。
 憲法改正は69人が「9条の改正は反対」。希望の党は「9条も含めて改正を議論」するとしているが、「自衛隊の活動範囲が広がって身近な人が犠牲になる」(40代女性)「軍備拡張が進む」(70代男性)と懸念が示された。
 希望の党が掲げた三つの公約全てを支持した有権者は数人にとどまった。それでも階さんに投票することに矛盾はないのか。
 階さんに一票を投じた人からは「消去法」「政策より人柄」「自民党に対抗するためにはやむを得ない」という答えが返ってきた。
 当選から一夜明けた23日、希望の党の政策について階さんは「どちらかというと否定的な受け止め方をされた。返済不要の奨学金など、共感や納得を得られる政策もあったと思う」と話した。


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2017年10月24日火曜日


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