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<仙台中学生自殺>「恥知らずな人でなし」「人間のクズ」弁護士委員選びで中傷文書

仙台市役所

 仙台市折立中2年の男子生徒(13)が自殺した問題を調査する市教委の「いじめ問題専門委員会」の臨時委員を務める弁護士の選出を巡り、仙台弁護士会が推薦した候補者を名指しで誹謗(ひぼう)中傷する文書が同弁護士会などに送られていたことが分かった。弁護士会関係者は「文書の内容は、まさにいじめだ」と指摘する。
 有識者3人の臨時委員は、遺族側の要望で委員会への参加が決まった。関係者によると、遺族側は市教委を通じ、特定の弁護士名を挙げて推薦を打診。弁護士会は「個人を指名されての推薦は認められない」として別の弁護士を推薦候補者に決め、遺族側には市教委を通じて伝えられた。
 臨時委員の人選が難航していた10月上旬、弁護士会の推薦候補者を「恥知らずな人でなし」「人間のクズ」などと攻撃する匿名の文書が弁護士会と同会執行部の各事務所、仙台市民オンブズマンに郵送された。
 市教委と弁護士会は現時点で推薦候補者を公表していない。文書を読んだオンブズマンのメンバーは「皆でいじめ自殺を食い止めようとしている中で、いじめまがいのことが行われている。許し難い」と憤る。
 弁護士会幹部は「責任を持って推薦したが、理解を得られないのは残念だ。指名を受けての推薦ができないことは最初から伝えている」と、市教委の対応に不満を示した。


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2017年10月25日水曜日


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