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<仙台・苦竹>ごみ集積所で不審火相次ぐ 住民ら周辺見回り強化

不審火が相次ぐごみ集積所=19日、仙台市宮城野区苦竹1丁目

 仙台市宮城野区苦竹1丁目のごみ集積所で昨年8月以降、ごみ袋などが燃える不審火が相次ぎ、住民が不安を募らせている。今年8月以降は月1回のペースで発生。仙台東署が警戒を強めるとともに、住民も自衛策の強化に乗り出すなど抑止に躍起だ。
 東署によると、ごみ集積所では昨年8月〜今年10月、夜間から早朝にかけてごみ袋や段ボールなどが燃える火災が4件発生。10月15日早朝の火災では、ごみ袋約10個が燃えた。
 「またかという感じだ。どうにかしてほしい」。ごみ集積所を長年管理する苦竹町内会の山下宗夫さん(75)は憤る。
 町内会は昨年8月14日の火災後、現場に注意を呼び掛ける貼り紙をし、周辺の見回りの頻度を上げた。だが、10月15日の火災は、山下さんが午前3時ごろに見回りした後に発生。見回りの限界に直面している。
 集積所はJR仙石線苦竹駅から西に約200メートルの場所にあり、周辺には居酒屋や住宅が立ち並ぶ。町内会の山下利夫会長(74)は「木造住宅が多く、大きな火災にならないか不安だ」と話す。東署は見回りを強化し、町内会も今後、集積所に防犯カメラを設置することを検討している。
 東署によると、8月と10月の火災では火元とみられるごみ袋の中から、9月の火災では集積所付近から、それぞれたばこの吸い殻が見つかった。出火直前、集積所付近に座り込んでたばこを吸う男性の姿が住民に複数回目撃されているが、失火か放火かは現時点で不明だ。


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2017年10月25日水曜日


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