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<思い立ったが入門日 週1紙上塾>ずぼラク流お片付け(4)使う場所に物をしまう/はやさかひろみ

毎日頻繁に使う物を引き出しに収納すると、使用後に戻すのがおっくうになりがち
引き出しや目隠し扉のついた棚、ふた付きケースなどを使った収納の例。すっきり見える一方、戻しにくくなってしまい、散らかる原因になることも

 偶数月の水曜日に掲載している「思い立ったが入門日 週1紙上塾」。今月から新講座「ずぼラク流お片付け」をお届けします。ずぼらな人でもできて、やればやるほど毎日の暮らしが楽になる、そんな片付け方を、仙台市在住のライフオーガナイザー、はやさかひろみさんが伝授します。

◎暮らしやすい収納

 「自分はどんな暮らしがしたいのか?」を考え、片付ける場所が決まったら、(1)出す(2)分ける(3)しまう−の順で片付ける。これが基本の手順でした。では、どこに、どのようにしまえば、暮らしやすい収納になるのでしょうか。

<使う所に使う物を>
 ポイントは「使う所に使う物をしまう」。例えば、歯ブラシは洗面所にあるお宅が多いと思いますが、それは洗面所で歯磨きをするからですよね。同じように、その「物」を家の中や部屋の中の「どこ」で使うのか?を考えて、「使う所」にしまいます。
 ここで注意していただきたいのは、「収納に使う人が合わせる」のではなく、「使う人の行動に収納を合わせる」ということです。
 押し入れがあるから布団をしまう、クローゼットがあるから服をしまう、ではありません。寝る場所の近くに布団をしまう、着替える場所の近くに服をしまう、と考えると、使いやすく戻しやすい、ずぼらでもラクちんなお片付けにつながります。

<よく使う物には特等席を>
 「しまう」を考えるときには、「よく使う物を一番使いやすい場所へ」も大きなポイント。毎日使う、1日に何度も使うなど、使用頻度が高いものほど出し入れしやすくしておくと楽。大活躍のものには、特等席を用意してあげましょう。

<動作の数はできるだけ少なく>
 引き出しの中からはさみを取り出して使ったけれど、元の引き出しの中に戻さず棚の上に置きっ放し…。そんな経験はありませんか?
 引き出しの中のはさみを使って戻すには、引き出しを「開ける」「閉める」という動作が追加されます。使うときはさほど問題がないのですが、使い終わるとわざわざ引き出しを開けてはさみを戻し、引き出しを閉める動作が煩わしくなり、戻しにくさにつながってしまうのです。
 引き出しや扉のついた棚、ふたのある箱などにしまえばとてもすっきり見えて、片付いた気持ちになるかもしれませんが、それが散らかる原因になっていることも。出し入れの動作の数をできるだけ減らすことも、楽に使うためのポイントです。
 知らず知らずのうちに家や収納に合わせた暮らしになっていないか、ちょっと見直してみましょう。「人に合わせた収納」にすることで、毎日が暮らしやすくなりますよ。
   ◇  ◇
 今月はお片付けに対する考え方の基本をお伝えしました。12月は大掃除が楽になる片付け方を、場所と物別に紹介します。
(ライフオーガナイザー)


2017年10月25日水曜日


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