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住民の帰還促進へ 福島・楢葉で粗大ごみ処理無料に

 東京電力福島第1原発事故の被災者ら町民向け仮設住宅の提供が来年3月で終わるのを前に、福島県楢葉町は、戻る自宅の整理などで増加が見込まれる粗大ごみの処理手数料を、同月まで無料にすることとした。
 国による無料回収が今年9月で終了。帰還促進などから対策を求める声が議会などで上がっていた。
 対象は指定袋に入らない家具など家庭の粗大ごみに限る。町民が双葉地方広域市町村圏組合の南部衛生センター(楢葉町)に持ち込んだり、毎月の回収日に引き取ってもらったりする際の手数料を町が負担する。町民と分かる身分証明の提示が必要。
 町内では原発事故に伴う避難指示が2015年9月に解除された後も、町の態勢が整わないとして、国が今年9月まで片付けごみを無料で回収。通常の燃えるごみや家電リサイクル6品目なども対象だった。
 国による無料回収の終了を巡っては、駆け込みの廃棄が相次ぎ、収集が追い付かずに集積所にごみが積み上がる事態が起きた。


2017年10月25日水曜日


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