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福島・飯舘にメガソーラー完成 一般家庭6600世帯の消費量に相当

完成したメガソーラーの前でテープカットをする関係者

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が3月末に一部を除き解除された福島県飯舘村に、出力約2万3000キロワットの大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が完成した。売電に伴う収益の一部は村の基金に寄付し、地域の復興に活用される。
 NTTファシリティーズ(東京)が関根松塚地区の農地約30ヘクタールを借り、太陽光パネル約7万6600枚を設置した。年間発電量は一般家庭約6600世帯の消費量に相当する約2400万キロワット時を見込む。
 発電した電力は全て東北電力に売る。基金への寄付で村内の営農再開や文化振興などに貢献するほか、草刈りなど施設の維持管理に地元住民を雇用する。
 整備に当たってはあぜ道を残すなど、農地として再生できるよう配慮した。同社によるメガソーラーは東北で4カ所目。総事業費は非公表。国から5億円の補助金を受けた。
 現地で24日にあった竣工(しゅんこう)式で、一法師淳社長は「福島の復興に貢献したい。農地に復活可能な発電所のモデルになる」と説明。菅野典雄村長は「営農再開の後押しをするためにもメガソーラーに期待する」と述べた。


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2017年10月25日水曜日


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