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<衆院選東北>比例得票率 自民が第1党34.6% 立民が希望に次ぐ第3党に

 22日に投開票が行われた衆院選比例東北ブロック(定数13)の各党の得票率は、自民党が前回2014年衆院選比1.7ポイント増の34.6%で、東北第1党を維持した。立憲民主党は希望の党(21.7%)に次ぐ18.1%を獲得し、第3党に躍り出た。各党の議席は自民5、希望、立民各3、公明党1、共産党1。

 自民は前回に続き得票率を30%台に乗せ、05年の郵政解散に伴う衆院選(36.6%)に迫った。
 県別は、全3小選挙区で圧勝した青森県が39.1%(前回比3.1ポイント増)で最高。秋田38.2%(2.4ポイント増)、宮城34.8%(2.6ポイント増)、山形34.5%(3.0ポイント減)、福島31.7%(1.5ポイント増)、岩手31.2%(2.5ポイント増)の順だった。
 東北第2党の希望は、ともに県内3小選挙区のうち、2小選挙区で自民候補と激戦を展開した秋田(26.1%)、山形(25.0%)が立民など他の野党を大きく引き離した。
 次いで岩手(24.2%)、福島(22.4%)、青森(20.3%)だった。宮城は16.3%で最下位。県内6小選挙区に、前議員ら有力候補を立てられなかったことが影響したとみられる。
 衆院の野党第1党になった立民は、東北各県で堅調に票を集めた。1区に東北唯一の選挙区候補が立った宮城は21.7%で県内第2党に躍進。以下、岩手(19.6%)、福島(19.0%)、山形(16.1%)、青森(15.4%)、秋田(13.3%)の順。
 公明は前回獲得した悲願の2議席目を失った。東北6県の得票率は0.2ポイント減の11.0%でほぼ前回並み。立民が獲得した13番目の最終議席の得票(25万3705票)に2万1835票及ばなかった。
 共産は2.5ポイント減の11.0%、社民党は0.9ポイント減の2.5%。社民は今回も議席獲得に至らなかった。両党の減少分の多くが、リベラル新党と位置付けられた立民に流れたとみられる。
 与党の自民、公明を合わせた得票率は45.6%で1.5ポイントの伸びを見せた。県別は青森が49.9%に達し、最も高かった。最低は岩手の40.1%。
 前回、旧民主党と旧維新の党の2大野党が獲得した得票率は計35.5%。今回、希望と立民の合計は39.8%だった。民進の分裂、希望の失速が結果的に与党有利の状況を生み出したことがうかがえる。
 投票総数は420万2955票。前回に比べ、約36万票増えた。投票率は57.04%で、戦後最低だった前回(52.55%)を4.49ポイント上回った。


2017年10月25日水曜日


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