宮城のニュース

ようこそ栗原へ!移住体験ハウスがオープン「栗原愛芽生えてほしい」

シェアハウスを大掃除する入居者と住民

 宮城県栗原市への転居を検討している人に市が無料で貸し出す「移住体験用シェアハウス」が、同市若柳にオープンした。市外の男女9人が順次入居し、将来の移住に向けて栗原での生活を試みる。市の担当者は「一人でも多くの人に『栗原愛』が芽生えてほしい」と期待を込める。

 入居するのは仙台市、東京都などに住む23〜49歳の大学生や自営業者ら。元介護施設の建物(木造平屋約140平方メートル)を自分たちで自由に間仕切りし、来年3月まで寝泊まりする。多くの利用者は生活拠点を移さず、週末などに別宅として使う予定だ。
 入居者同士で決めた運営方針は「地域の人たちが集いやすい場所にする」。住民に郷土食の作り方を教えてもらう料理教室や映画の鑑賞会、本を持ち寄っての「ブックカフェ」などを計画しているという。
 1日には、オープニングイベントとして住民約20人と入居者6人が室内の大掃除を実施。和やかに談笑しながら、掃き掃除や雑巾がけに汗を流した。
 アートの創作活動の拠点として利用する仙台市青葉区の成田真梨菜さん(23)は「集中して取り組めそう」と笑顔。建物がある若柳下町一区の中嶋美恵子区長(70)は「高齢化が進む地域にとって朗報。入居者は栗原の魅力を、住民は元気を持ち帰れる」と話した。
 市定住戦略室の担当者は「滞在中に地域の良さや人の温かさなどを体感し、ゆくゆくは『栗原に住みたい』と思う人が出てきてくれれば」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年10月26日木曜日


先頭に戻る